江談抄中外抄富家語新日本古典文學大系[日版]

江談抄中外抄富家語新日本古典文學大系[日版]

《江談抄中外抄富家語新日本古典文學大系[日版]》是1997年岩波書店出版的圖書,作者是後藤昭雄。

基本介紹

  • 中文名:江談抄中外抄富家語新日本古典文學大系[日版]
  • 作者:後藤昭雄
  • 出版社:岩波書店 
  • 出版時間:1997年06月
  • 頁數:694 頁
  • 定價:5,040 円
  • 裝幀:ハードカバー
  • ISBN:9784002400327
  • 叢書: 新日本古典文學大系
內容介紹
仕事をして、食べて、寢て、という、特に変化のない毎日なので、日記も滯りがち。
変化がないことといえば、先月の末以來始まった隣家の解體工事がいまだに続いている。現在の住居に住むようになってから、隣近所の工事で悩まされるのは何度もあって慣れっこになってはいるのだが、今回は、敷地が境を接していて、私の部屋はその工事現場に面しているので、特にひどい。仕事は夜や明け方に回し、晝間は適當に脫出するなどしてなんとかやり過ごしているのだが、さすがにストレスがたまってくる。
最近、ちょっと興味をもって読んでいるのが、昔の貴族の言談の筆録。具體的には次のものを読んでいる。
當時のことだから原文は(仮名交じりの)漢文だが、それは付録にまわされていて、テクストは読み下し文。注も詳しいので読みやすい。
平安末期の貴族の生活の様子が、公私にわたって、なまなましく(生き生きと)書かれていて面白い。一つ一つの記事が短いので、あまりまとまった時間がとれなくても読めて都合がよい。
有職故実書にも載っていないような細かいことまで、いかに當時の貴族が、先例踏襲に心を砕いていたかがわかる。ものを知らずに恥をかいた人の失敗談などもあって、それがまた面白い。その失敗談の可笑しさもさることながら、そんな些細なことが、と思われるようなことがそもそも失敗談として語り継がれるという時代背景、當時の貴族たちの心性が興味深い。また、それとともに、今も昔も、當時の貴族であろうと今日の凡俗であろうと、あまり変わらないところももちろんある。
そういえば、しばらく前に次の本を読んだ。
ほとんどデータブックのようなものだが、なぜか當時は面白くて、なめるように読んだ。今となってはそんな根気はもちそうにないが。
『中外抄』『富家語』については広辭苑にも載っていないようだから、一応データを書いておく。
『江談抄』
大江匡房(1041–1111)の言談を藤原兼実(1085–1112)が筆録したもの。
『中外抄』
藤原忠実(1078–1162)の言談を中原師元(1109–1175)が筆録したもの。言談の時期は1137–1154、忠実60–77歳。
『富家語』
藤原忠実の言談を高階仲行(1121–1179)が筆録したもの。言談の時期は1151–1161、忠実74–84歳。

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